暑い暑い京都に行って来た。
今回もたいしたプランは無く、いつも行く店に行ったり、骨董市を見たり。あとはまだ行ったことの無いとこつぶし。
一日目
早朝の新幹線に乗り、9時過ぎには京都に到着。
まずは東寺の弘法市。
あんまりいい出物が無かったので、そこそこで東寺見学へ。途中で雨が降って来て、雨宿りがてら、本堂の中の仏像をかなり長い時間をかけて見ていたような見ていなかったような。
またちょっと移動して伏見稲荷へ。
伏見稲荷と言えば鳥居と
そして楽しげな夜が更けていくわけなんですが、どちらかというと地元のお祭りっぽかった。盆踊りもやっていたし、浴衣姿の子供がいっぱいいた。
鮮明な記憶があるのは初日ぐらいで、あとはとにかく暑くてぐだぐだで、写真もそんなに撮らなくなって、たいした所も行かなかった。
2日目
イノダコーヒーで朝食を摂り、三条から四条にかけてのあたりで買物、散策。
この後三日間、毎日イノダに朝ご飯を食べに行った。「さんじょ〜に行かなくちゃ。さんじょ〜さかいまちのイノダってコーヒーや」って鼻歌歌いながら。(知ってる?)
午後は六波羅蜜寺に行った。
何ヶ月か前のある日、ダンナが突然宣言した。「僕は平清盛を見ることにした。」
今はどうかわからないけど、世間的にすっごい不評なのを知って、あまのじゃく魂に火がついたらしい。
なので今回は六波羅蜜寺。
昔より随分狭くなったらしいけど、こんなあたりが舞台なのねー、ぐらいの感想でした。
有名な空也像と、清盛像があった。
その日は夜8時にはホテルに戻り、我々が知っている回から2回とばしくらいの平清盛を見た。(我が家はオンデマンド)
3日目
等持院と金閣へ。
京都に来る前に、足利義満、義政に関する番組を見ていたので、それ関連で。
暑くてほとんど動けなかった。たいそう立派なお庭があったが歩き回るのはご免被った。
金閣寺で方丈特別公開をやっていたので、それを見て来た。
お寺のふすま絵とか、お寺が持ってる宝物等をお寺の中で見るのって好きなの。
夜は素敵なお食事。
ホテルに戻る途中でお茶。
朝ご飯を食べた後、三条商店街で祇園祭の名残、花笠巡行に遭遇。
この日もめちゃくちゃ暑かったが、子供達はおとなしく仕事をこなしていた。
ちょっと旅行気分が盛り上がり、その後は一昨日の清盛で紹介されてた東山の青蓮院へ。
が、はやり暑くてエンジョイ出来ない。
なんだかご立派で雅な感じの所だったので、ゴッシー(後白河帝)の持ち歌を口ずさんで気分を揚げようとしてみたりしたが、どうしても暑くてノれない。
その後、大雨に遭ってびしょびしょになって一旦ホテルに退却。散々。
夜は昨年も訪れたお料理屋さん。ここは今回の旅行のメインイベントといってもいい。
相変わらず素晴らしいお料理だった。
本当は写真を撮りたいんだけど、そこはやっ
ぱりカッコつけたいところなので、無心でお食事を楽しむことにした。
器もいい。料理もいい。ご主人の本気がいい。
普段の食事をめざしと納豆にまで切り詰めてでも(って、既にそんな感じだけど)京都では奮発してこんなお食事をしたいと思う。
去年、一度くらい東京でもカウンター懐石的なところに行ってみようと、近くの星付のお店に行ったことがあった。東京だけあって高くて、今までのどこよりも高いお値段でしたよ。しかし、結果はもの凄く残念だった。味の好みもあるし、料理については詳しくは申しませんが、それ以前にカウンターの中に緊張感が無いのがとても興醒めで、最後の方はちょっと残しちゃったりした。他のお店を試すには東京では割高なので、贅沢は京都ですることにした。
最終日
北野天満宮の骨董市。
北野天満宮では大量の梅の土用干しをしていた。
なんでこんなところで梅干し?と思ったが、そういえばここは広い梅園があって、その時期には有料で公開しているんだった。我々も見たことがある。
弘法市を見た後はいつも行く骨董屋さんと、「静香」と
今回の旅行はこれでおしまい。
暑過ぎて、そしてゆる過ぎて、京都もそろそろ飽きたのかも、と思ったりしていたはずなのに、帰って来てみるとまた行きたくなった。今度は絶対春か秋に行こう。